春の訪れを告げる苦味のある野菜

菜の花1

体感的にはまだまだ寒いなぁと感じていますが、
私の事務所の敷地内にある梅の花も次々の花を咲かせて春の訪れを知らせてくれています。
植物たちはしっかりと春を感じているんだなぁと自然の不思議を感じます。

皆さんもスーパーでセリや菜の花、フキノトウ、タラの芽、ぜんまい、ワラビ、
うど、タケノコなど春野菜が並んでいるのを見るようになってきたかと思いますが、
春野菜って「苦い」というイメージありますよね。
私もこの苦みは子供のころ美味しいと思えませんでしたが、
大人になるとこの苦みがいつのまにか美味しさに変わりました。
そんな方もきっと多いのではないでしょうか?

そもそも、春野菜が苦いのは動物や虫から身を守る植物の本能的なもの。
といっても人間が好んで食べているわけですから人間って強敵ですね。
この苦みの正体はアルカロイドやポリフェノール、フラボノイドといった抗酸化作用を持つ成分です。
人間はこの苦み成分を摂ることで体に刺激を与えて体を目覚めさせてくれると言われています。
これから暖かくなる季節に備えて体を活動的に変えてくれるのです。


菜の花の栄養効果


キャベツや菜の花などのアブラナ科の野菜には、グルコシノレートという
「辛味」のもとになる成分が含まれており、肝臓の解毒機能を強化してくれます。
またカロテンやビタミンC、カルシウム、鉄分、ビタミンB、
葉酸、カリウムを含み、それらの総合的な抗酸化作用で生活習慣病やがんの予防、
特にビタミンCの含有量は野菜の中でトップクラスで、
体の交代力を高め風邪などの感染症から守ってくれます。
疲労回復やストレス解消にも効果あり。
さらに嬉しいのは女性に多い貧血と便秘に効果があること。
鉄や葉酸が貧血予防に、食物繊維が便秘に効果を発揮すると言われています。


花が咲いても食べる?


さて、菜の花は花が咲くと食べられないの?
と言われることがありますが、もちろん食べられなくはありません!
ただ、その成長具合にもよりますが、
花が咲くと花を咲かせるために蓄えていた養分も減少しますし、
食感としては硬くなったりしていて、美味しく栄養を取るためにも
つぼみの状態がおすすめかと思います。
お花が咲いてしまったら観賞用として飾っても楽しめると思いますよ!

春のお野菜は短い期間に終わってしまうので、是非味わっていただきたいと思います。
春野菜の天ぷら、さっとゆでて味噌和え、胡麻和え、パスタなどに入れても美味しいです!
素材の味を楽しみながらこれから来る暖かい季節に備えて植物から栄養をいただきましょう!

 

monmarche

profile
公門秋絵
Akie Kumon
企業で15年程広報・広告の仕事を経て、糸島市(福岡)で古民家を改装した自然食の店舗、カフェ、レストランにて取締役として企画・開発・販売まで行う。この頃に通った糸島では野菜作りにも興味を持って畑をやり始める。現在は「cu mondo(クモンド)」毎日を楽しくする衣食住の情報サイトを立ち上げ、時々訪れる海外の情報を交えながら福岡から発信。オーガニック野菜やこだわりの野菜、加工品などを販売するモンマルシェも開催。OVJ(オーガニックビレッジジャパン)福岡担当としてオーガニックに関わる情報を収集中。
■cumondo  http://cumondo.sakura.ne.jp